志でつながる、 ONE NAGANO
昨日、外口会頭の公式訪問を終えました。
訪問の余韻が残るなか、あらためて今の気持ちを言葉にしてみようと思います。
私たち松本青年会議所は、これまで地域に根ざした活動を積み重ねてきました。
例会や事業の構築から当日の運営まで、どの場面においても「まちを良くしたい」という想いを本気で形にしてきた自負があります。
その根底にあるのは、先輩方が築いてくださった信頼と実績、そして仲間たちの誠実な姿勢です。
まちに対してまっすぐに向き合い、行動を続けるその一歩一歩が、確かな足跡となって地域に刻まれています。
一方で、私たちだけでは解決できない地域課題も年々増えています。
そこで必要になるのが、単会の枠を超えた“広域での連携”です。
ブロックという仕組みは、そのためにあると私は考えます。
単会では手の届かないところに、共に挑み、知見を交差させ、成長し合える場。
だからこそ私は、所信でも「広域連携の推進」が今の時代にこそ不可欠だと明言しました。
昨日の会頭訪問では、各地の理事長たちの声を聞き、自分の考えを話す時間がありました。
なかで語られた「ブロックは小さいLOMのためにある」という言葉。
その真意を否定するものではありませんし、実際に少人数のLOMをどう支えるかは大切な視点です。
けれど、大小にかかわらず、どのLOMもそれぞれの地域で本気でまちと向き合っている。
その想いが集まって、ようやく“ブロック”が意味を持つのではないでしょうか。
だから私は、「規模」ではなく「志」でつながるブロックであってほしいと強く願っています。
2025年には上田で地区フォーラムが、2027年には諏訪圏で全国大会が控えています。
いま、長野ブロックはこれまでにない挑戦の渦中にあります。
だからこそ、“ONE NAGANO”という言葉が、飾られたスローガンではなく、私たち自身の行動で意味づけされるべき時期なのだと思います。
LOMの数だけ、まちの課題があり、仲間の数だけ、まちへの想いがある。
それらを持ち寄り、すり合わせ、前に進んでいくことこそが、私たちの使命なのかもしれません。
松本JCとして、そして一人のJCメンバーとして、
これからも地域に向き合い、仲間と向き合い、志を交わしながら歩み続けていきます。
最後に、昨日の会頭公式訪問を設えていただいた、
原会長をはじめとする長野ブロック協議会のスタッフ・メンバーの皆さま、
開催地LOMとして多大なご尽力をいただいた降旗理事長をはじめとする塩尻青年会議所の皆さま、
そして、このような機会を作っていただいた、外口会頭をはじめとする日本青年会議所の役員・メンバーの皆さまに、心より感謝申し上げます。また、松本JCからご参加いただいた澤地直前理事長、大嶋君、山田副理事長、小岩井副理事長、上條専務、連日のJC活動のなかご尽力くださったこと、深く感謝いたします。ありがとうございました。