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理事長所信

2021年度テーマ
颯爽たれ

基本理念

美しくすがすがしい風を巻き起こそう

基本方針

一.いまだからこそ挑戦をしよう。
一.このまちの魅力と個性を未来へ繋げよう。
一.多様性を尊重し、新時代へ皆で踏み出そう。

一般社団法人 松本青年会議所
第62代理事長 和田 元樹

1949年、戦後間もない苦難に満ちた時代の中で、日本の再建に責任感と情熱をもった青年有志により、明るい豊かな社会の実現を理想に掲げ、日本の青年会議所の運動が始まりました。その熱意に共感し、各地に青年会議所運動が広がる中で、1960年、このまちにも松本青年会議所が設立されました。当時の松本のまちは開発が急激になされる反面、安全や子どもたちの居場所がどこか置き去りにされ、様々な課題が混在しておりました。そんなまちを憂い、このまちの明るい未来を願う若き青年たちは、経験や知識もない中、挑戦を繰り返し、今日のこのまちの豊かさを築き上げる一助となったのだと思います。そして私たちは、そんな先人たちの熱き想いにより築かれた豊かな社会に生まれ、その恩恵の中で何不自由のない生活を送らせていただいております。

私は、2016年に松本青年会議所に入会をさせていただき、5年間多くの運動に参加し、また先輩諸兄がこれまでに起こされた運動に触れ、その熱き想いがこのまちを形作り、彩りを与えているのだということを知りました。また、文化や言葉の壁を越え、深き友情を積み重ね本年度姉妹締結30周年を迎える台南女國際靑年商會をはじめ、各地会員会議所との交流をさせていただく中で、それぞれのまちを愛する同志たちと接し、様々な魅力や個性を持つまちを訪問させていただき、改めて自分の住まうこのまちを見つめなおす機会を得ました。

松本青年会議所では事業構築の過程で、相手を思いやる心や、その場その場でのあるべき姿、なすべき行動、自己研鑽を重ね新しいことへ挑戦する姿勢を学びます。私もこれまでの青年会議所活動の中で、悩み苦しみ眠れない日々もありましたが、仲間や先輩方、また松本青年会議所の運動に携わっていただいている多くの人々に支えられていることに気付き、感謝の心とまちへの想いが高くなりました。

まだまだ未熟な青年が仲間とともに議論を重ね、様々な課題解決の模索や魅力的なまちの発信に汗をかく姿にこそ、ときに人々の心を打つ力があり、新しい時代を築いていくすがすがしさを感じるのだと思います。

はじめに

2020年新型コロナウィルスの流行により世界の常識が変わり始めています。人と人との距離に恐怖心が生まれ、地域のイベントやお祭りなど人々が楽しみにしていた企画や、冠婚葬祭といった人生においての節目ともなる大切な場面にさえも心理的な抑制が掛かっています。2019年末までにあった当たり前の日常は、遠くかけ離れた夢の生活のようにさえ感じ、いつ終わるかわからないこの闘いに人々は疲弊しています。その一方でコロナ禍以前より挙げられていた「CO2の削減」や「環境汚染」などの地球規模での課題は、皮肉なことに人類の経済活動の落ち込みにより改善されました。私たち人類は、経済第一主義にはいずれ終焉が来て、できるだけ早く別の道を歩まなければならないと分かっていようとも、快適な生活を投げうってまで、新しい社会への一歩を踏み出すことができませんでした。強制的に経済が止まり、新しい生活様式を考え直しているいまだからこそ、環境や生命本来の豊かさを追求した新しい道に歩みを進めるべきです。

松本青年会議所はすべての議案にSDGsを関連付けております。2020年度においても多くの持続可能社会実現への運動が為されました。私たちが運動を展開することで地球の環境改善はもとより、人々の生活の豊かさがより持続可能になるのであれば、もはやその運動を止めてはならないのだと思います。また、創立から61年の間に会員構成も変わり、個々の置かれている環境や考え方に多様性が生まれてきております。新しい時代へ歩みを進めようとしているいまだからこそ、会員への機会提供の活発化や会務システム等の効率を向上し、私たちの組織自体が会員の多様性を活かせるように進化をし、青年会議所運動の可能性を広げていくべきだと考えます。

新しい社会においてこのまちは、世界中からの多くの人々であふれるでしょう。その日のために、また、このまちの宝である子どもたちやその先に続く私たちの子孫のために、私たち松本青年会議所はこのまちの更なる発展を夢見て、いまだからやるべきこと、いましかできないことを積み重ねて参ります。

古き良き誇りの継承

私たちが愛してやまないこのまちは、見渡す限り美しい山々に囲まれ、澄んだ空気と清らかな水が多くの動植物と人々の生活に豊かさをもたらしてくれています。また、温泉や歴史的な遺産、それらを形成する情緒ある街並みは先人たちが育んでくださった私たちの心の拠りどころです。いまの子どもたちが大人になった時に、故郷であるこのまちを愛してもらえるためにも、歴史的資産や雄大な自然、それらを生かしたまちづくりへの意識醸成を図り未来へ継承していかなければなりません。

また、近年自然災害が多発しており、このまちを取り巻く豊かな環境にも保障がありません。新たな感染症の蔓延もあり、災害や安全への関心が高まっているいまだからこそ正しい知識を身に着け、これからも起こりうる未曾有の厄災に対策を講じ、より強靭で古き良き文化を未来へ繋いでいくためのまちづくりを考える良い機会です。

新しい社会の創造

豊かな環境を未来に繋ぎ、いまを生きる人々がより安心して生活を送る社会の実現のために、これまでとは異なる生活様式や、より地球にやさしい経済活動が求められています。また、持続可能な社会の実現にむけて人類が解決していかなければならない課題に突破口を開けるのは、平均的な知識ではなくズバ抜けたアイディアだと考えます。多様性を尊重し、各々が持つ素晴らしい個性を伸ばしていくことが、これからさらに重要視されていくでしょう。

さまざまな社会問題の解決に向けて事業展開をする「ソーシャルビジネス」、これまでとはことなる「多様性」や「探求性」に重きを置いた教育、「マイクロツーリズム」や「LOCAL TO LOCAL」といった新しい観光の在り方、様々なキーワードが生まれ新しい社会に向け地球規模の変革が起きようとしています。これまでの概念に疑問を持ち、多面的な視野をもって新しい社会の在り方を考えていくべきです。魅力あふれる地方都市だからこそ大都市とは異なる世界基準を生み出すことができるのだと思います。

結びに

青年よ、いまこそ立ち上がろう。これまでの常識や慣れ親しんだ日常を取り戻すためではなく、以前よりも地球環境や生命本来の豊かさを追求した社会を目指して。私たちの子どもや、その先の世代が明るく豊かなよりよい暮らしを送るために。私たちの誇りであるこのまちに多くの人々が訪れ私たちと同じようにこのまちを愛していただけるその日のために。

私たちの先輩諸兄が戦後、豊かな社会を夢見て立ち上がった日と同じように、青年会議所は先の見えない世界にこそ、その青年らしき発想と行動で、新しい社会の創造の礎となるべく、颯爽たる挑戦を繰り返し行っていくべきなのだと信じています。

委員会構成

①総務組織変革委員会
・財務運営
・新しい組織運営の形の模索
②レジリエント委員会
・災害意識の醸成
・北陸信越地区大会の監修
③次世代の学び推進委員会
・多様性を育む社会へ
・地域教育の在り方の発信
④NEW経済委員会
・新しい働き方の研究
・ソーシャルビジネスの推進
⑤観光響和委員会
・このまちの特色を生かした観光の在り方の模索
・信州まつもと空港の可能性の発信
⑥ヘリテージ継承委員会
・文化財への市民意識の向上
・市民参加型のまちづくりの新しい形
⑦広報拡大委員会
・組織的な広報
・多様性ある組織に向けての拡大
・出向者のサポート
⑧未来のJAYCEE育成委員会
・青年会議所の基礎の習得
・姉妹青年会議所、友好青年会議所との連携

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