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理事長ブログ

「星を探すように、自分の夢を探していこう」――スターシーク計画の物語

4月の澄んだ空のもと、2025年度 一般社団法人 松本青年会議所の「4月第一例会」が開催され、多くの皆さまにご参加いただきました。あらためて、会場に足を運んでくださった皆さま、そしてご登壇いただいた
宮之本 伸 様(DX推進アドバイザー)
井上 格 様(AKEBONO株式会社 代表取締役)
塚越 英弘 様(伊那食品工業株式会社 代表取締役社長)
に、心より御礼申し上げます。

今回の例会は、ただの「例会」ではありませんでした。
それは、「まちの未来」と「私たちの今」を、本気で重ね合わせる時間でした。

今という時代は少し先が見えづらく、誰もが少なからず不安を抱えています。
でもそんなときだからこそ、私たちは「夢を語ること」を大切にしたいと思います。

たとえ笑われるような夢でもいい。「そんなの無理だよ」と言われるような夢でも、
夢には人の心を動かす力がある。まちを変える力があることと私は信じています。

そしてその夢が「青春」という一度きりのかけがえのない時間と重なったとき、
それはとても強くて、あたたかくて、希望に満ちた力になります。

2025年度、松本青年会議所が掲げるテーマは「青春 ~一度しかない人生に彩りを~」。
このテーマには、「いまこの瞬間」に夢を描き、「仲間とともに何かを始めること」に、どんな意味があるかをもう一度問い直したい、そんな思いが込められています。
そしてその想いをかたちにする第一歩として、今回発表されたのが「スターシーク計画」 です。
夢を見つけ、語り、誰かと重ねていく旅のはじまり。「星を探すように、自分の夢を探していこう」
そんなメッセージが、この計画には込められています。

この日の例会では、増井委員長、筬島副委員長をはじめとする委員会メンバーが掲げた、スターシーク計画の構想と挑戦が紹介されました。
そこには、「地域の可能性を信じる心」、そして「夢をかたちに変えていく覚悟」がしっかりと感じられました。
そして私はあらためて思いました。
夢と青春が重なる瞬間が、まちにとって何よりも大きなエネルギーになる。
その可能性が、この松本平の地にはきっとある、と。

松本青年会議所は夢を笑わずに受け止め、共に歩んでいける仲間の集まりです。
「まちが変わる瞬間」は特別な誰かではなく、あなたや私の「想い」から始まります。

これからも私たちは「夢を語る場所」として、地域の未来を照らしていきます。
そしてその夢を、共にかたちにしていく仲間を、いつでも歓迎しています。

最後に――
今回の例会を創り上げてくれた増井委員長、筬島副委員長、そして委員会メンバーの皆さんへ。
皆さんがこの例会に注いだ情熱が、会場全体に広がっていました。
青春の時間は、きっとすぐに過ぎ去ってしまいます。
でも、その中で誰かと夢を語り合った記憶は、きっとこのまちのどこかで、光り続けていくはずです。
本当に、ありがとうございました。

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