【台南女國際青年商會 訪問3日目】~旅の終わり、そして新たなスタート~
3日目:自然と触れ合い、友情を深める
3日目は台南の自然を満喫するアクティビティが用意されていました。緑に囲まれた場所でメンバー全員がのびのびとした時間を過ごしました。この日のメインイベントは「土窯(つちがま)体験」 。土を掘り、石を積み上げ、窯を作り、バーナーで火を起こして、サツマイモや鶏肉をじっくりと焼き上げるという本格的な調理体験でした。
また食材も事前に用意されたものを使うのではなく、自ら畑で収穫するところから始まりました。メンバーは一生懸命サツマイモを掘り起こし土の香りや野菜本来の新鮮さを感じながら、食のありがたさを実感しました。土窯でじっくりと火を通したサツマイモはホクホクで甘く、鶏肉は香ばしくジューシーに仕上がりました。自分たちで作った料理を仲間と一緒に食べることの楽しさを味わいながら、台湾の自然を満喫しました。
別れのとき、そして未来への誓い
夜には台南LJCの皆様が「さよならパーティー」を開催してくださいました。今回のパーティーは「台湾の家族文化を感じてほしい」との思いから、手作りの家庭料理を振る舞ってくださるという特別なものでした。
心のこもった料理の数々をいただきながら、メンバー全員がこの3日間の思い出を語り合いました。そして最後に、メンバー一人ひとりが今回の交流を通じて感じたことを言葉にし、感謝の気持ちを伝えました。
メンバーへの感謝 – 共に歩んだ仲間たちへ
今回の台南交流が無事に成功を収めることができたのは、ひとえに関わってくださったすべての皆様の支えがあったからこそです。心からの感謝を申し上げます。
まずグローバル共生委員会の村瀬委員長、小林副委員長。準備段階から細部にわたる調整まで奔走し、この交流を円滑に進めるために尽力してくださいました。その努力がなければ、これほど充実した時間を過ごすことはできなかったでしょう。そして時には厳しく、時には温かく見守りながら、私たちを導いてくださった山田副理事長。その的確な判断と支えがあったからこそ、今回の交流が実りあるものになりました。
さらにその三人を陰で支えながら、細かな気配りと確かな行動力でサポートしてくれた倉科くん、加藤くん。伊勢くん。目立たない場面でも責任を持って役割を果たし、縁の下の力持ちとして活躍してくれたことに、心から感謝しています。あなたたちの存在があったからこそ、全員が安心してこの交流を楽しむことができました。
また今回の訪問に参加してくださった澤地直前理事長、上條専務にも、深い感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。直前理事長におかれましては経験を活かし、随所で的確なアドバイスをいただきました。そのことでこの交流の価値をさらに高めてくださいました。
そして伊原副理事長。この経験を今後の活動に活かし、さらに成長していってほしいと思います。
お互いに助け合い、時には笑い合い、共に過ごした時間は、何にも代えがたい宝物となりました。この経験を通じて私たちは、さらに強く結ばれたのではないでしょうか。
旅の終わり、そして新たなスタート
気づけば夢のように過ぎ去った4日間。異国の地での経験、文化の違いに触れた驚き、そして心を通わせた友情の時間。これらすべてが私たちの人生に忘れられない彩りを加えてくれました。
この旅の中で、言葉が通じなくても心が通じ合う瞬間がありました。笑顔やジェスチャー、時には拙い言葉を交わしながら、それでも確かに感じられた「人と人とのつながり」。それは国や文化の違いを超えた「純粋な友情の証」でした。
また今回の交流を通じて、私たちは改めて「JCの意義」を感じることができました。「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」 という三信条。特に地方のJCではなかなか体験できない「世界との友情」を実際に経験し肌で感じられたことは、私たちにとって大きな財産となりました。
この旅で得た学びや気づきは決して一過性のものではありません。これからの活動や人生の中で何度も思い出し、自分自身を成長させる糧となるでしょう。一度しかない人生にどれだけの彩りを加えられるかは自分の行動次第。そう強く感じる時間でした。
今、飛行機の中でこの文章を書きながら、台南での一つ一つの出来事が鮮明に思い出されます。仲間と共に過ごした時間、語り合い共有した未来への希望。それらすべてが、私の心に深く刻まれています。