【台南女國際青年商會 訪問2日目】~会務交流 – 互いの活動を理解し、未来につなぐ
会務交流を終えた後、私たちは台南LJCのメンバーとともに台湾の最先端研究施設を訪問しました。今回の訪問は、私自身の強い希望もあり実現しました。
国際交流では文化や歴史を学ぶことも重要ですが、ビジネスの視点からも知見を深めることが必要だと考えています。台湾は現在、半導体産業において世界的に重要なポジションを築いています。今回訪れた研究施設では次世代技術の開発に関する取り組みが行われており、台湾がどのようにして未来を見据えた産業投資を行っているのかを学ぶことができました。
施設内では最先端技術を活用した実験や研究の様子を見学し、現地の専門家から直接説明を受ける機会を得ました。特に印象的だったのは、台湾が長期的な視点を持ち成長分野に積極的に投資しているという点です。研究者たちは「今すぐに結果が出なくても10年後、20年後の台湾の発展につながる技術を育てることが大切だ」と話していました。
一方で私はふと考えました。
「では日本はどうか?」
台湾が未来を見据え積極的に新たな分野に投資している一方で、日本の政策はどこか慎重な印象を受けます。もちろん日本にも優れた技術がありますが、こうした研究や開発への投資や支援が十分に行われているのかを改めて考えさせられました。
今回の学びを活かし私自身も、今後の事業や投資の方向性についてより深く考え、具体的な行動に移していきたいと強く決意しました。
夕方:貸切クルージング – 最高のひととき
研究施設での学びの後、台南LJCの皆様の計らいで貸切クルージングを楽しむことができました。今回のクルージングでは台南の美しい海をメンバーだけで貸し切り、特別な時間を過ごすことができる貴重な体験でした。
船が港を出ると海風が心地よく吹き抜け、日常の忙しさを忘れさせてくれるような贅沢な時間が流れました。波の音を聞きながらメンバー同士で語り合い、写真を撮り、笑い合う姿があちこちで見られました。日が傾く頃に船のデッキから眺める夕焼けは言葉では表現できないほど美しく、全員が感動に包まれました。太陽がゆっくりと海に沈んでいくその光景はまるで、この旅の思い出を象徴するかのようでした。
メンバーの楽しそうにしている姿を見ることができたのが、理事長として何よりも嬉しかったです。こうした特別な体験を共有することで、メンバー同士の絆もさらに深まりました。
クルージングの後、夕食は台南LJCの皆様の計らいでタイ料理を楽しむことになりました。「異国の文化も学んでほしい」という思いが込められており、本場のタイ料理を堪能することができました。食事の後は、KTV(カラオケ) へ。普段はあまり前に出ないメンバーがこの場では堂々と歌い、会場は大いに盛り上がりました。こうした場で普段とは違う一面を見られるのも、交流の楽しさの一つです。
最後は台湾ならではのマッサージで、旅の疲れを癒しました。メンバーが一列に並んで施術を受ける光景は、なんともユニークで微笑ましいものでした。体の疲れがすっかり取れ、心身ともにリフレッシュした状態でホテルへ戻りました。