京都会議
京都会議に参加された皆様、大変お疲れさまでした。そして参加出来なかった方、ぜひこの記事をお読みください。
■京都会議とは
日本青年会議所にとって一年の始まりを告げる、極めて重要な節目となる会議です。
毎年1月に開催されるこの会議は通常総会をはじめ、理事会、フォーラム、そして会頭所信演説などが行われ、1年間の運動方針が示される場となります。ここで共有された志が全国の青年会議所メンバーの心に火を灯し、新たな挑戦の幕開けとなるのです。今年で第59回を迎えたこの歴史ある会議は、まさに青年会議所運動の出発点といえるでしょう。
■京都会議の歴史
1966年11月、日本で初めての国立会議施設「京都国際会館」の完成を記念して、京都で国際青年会議所(JCI)の世界会議が開催されました。この歴史的な大会には皇太子同妃両殿下もご出席され、日本青年会議所にとって大きな転機となりました。
翌年1967年1月、日本青年会議所の通常総会が京都で開催され、これを契機に「京都会議」として毎年京都で行われるようになりました。以来、半世紀以上にわたり、全国の青年会議所メンバーが集い、「志」をひとつにする場として続いています。
■青春の誓い、京都の地で新たな一歩を!
今年も松本青年会議所から多くのメンバーが出向し、金曜日から京都に入り、第一回の委員会が盛大に開催されました。出向する皆さんには「挑戦こそが成長の糧である」という信念を胸に貪欲に学び、その経験を松本青年会議所へと還元していただきたいと思います。
私自身も金曜日から京都に赴き、日本青年会議所の会議や総会に参加してまいりました。中でも会頭のスピーチは強く心に響くものでした。
「信じることから、すべてが始まる」
特に印象に残ったのは、「私たちの運動は、まず“信じること”から始まる」という言葉でした。
「もし奇跡が起こるとするならば、それはここにいる全員が理想を掲げ、その実現を信じ歩み始めたときに他なりません。さあ、世界に我々の理想を見せつけましょう!」
この言葉には、青年会議所運動の本質が詰まっています。私たちが未来を信じ、理想に向かって歩み続ける限り、そこには無限の可能性が広がっています。
これからの活動は単なる「経験」ではありません。それは私たち自身の成長であり、地域の未来を創る「挑戦」であり、そして人生の中でかけがえのない「青春」そのものです。
一人ひとりの情熱と行動が、新たな時代を切り拓いていきます。さあ、共に青春を謳歌し、理想を現実へと変えていきましょう!
■大切な仲間とともに
2日目は弘前青年会議所との会務交流を行いました。(詳細は次回のブログに記載します。)
最終日の京都会議を終えたあとは役員の皆さんと一緒に写真を撮り、おいしいご飯を囲んで、のんびりおしゃべりを楽しみました。3日間は大変だったけれど、こうして仲間と過ごす時間があるからこそ、すべてがかけがえのない思い出になります。
帰りの車の中ではまるで学生時代に戻ったような気分で、たわいもない話に花が咲き、笑いが絶えませんでした。気づけばずっと笑っていて「こういう時間があるからこそ頑張れるんだな」と、心が温かくなりました。
共に過ごしたこのひとときは、きっとずっと心に残る宝物になるはずです。
本当にお疲れさまでした! そしてこれからも一緒に、ゆっくりでもいいので、でも力強く、前に進んでいきましょう。
一般社団法人 松本青年会議所第66代理事長 金井佑輔