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理事長ブログ

今こそ”感じとる力”が必要

最近、「あれ?これって元々どういう狙いでやっているだっけ?」「なんで続けているんだっけ?」こういった感覚になる事が多々あります。

先日、防災・災害系の委員会が、災害時、いざという時に動ける組織になるために、先ずは、一個人がいざという時に動けるようになる必要があると考え、心肺蘇生やAEDの講習を設えてくれました。

心肺蘇生やAEDの講習を受けている時、私は大切な家族を守ることはもちろんの事、目の前の人を助けることは、その先にいる家族をも救うことに繋がるのではないかと考えさせられました。

それと同時に、これを個人からJCI松本という組織に置き換えたらどうなるだろうかと考えたら、「家族愛」が「郷土愛」や「地域愛」に紐づけられ、気付けばこれからJCI松本としてどう貢献していこうか色々想像を膨らませていました。

この松本地域において、またJCI松本内でも、災害・防災と聞いても緊急性がないとか、そもそも興味がないという人が多いかもしれません。

物事に対して、好き・嫌い・興味がないという反応から、能動的思考『感じとる力』を持ち、物事に関心を持つ事、そして紐づけていく瞬発力が今必要であり、こういった思考の人を広げていく事が求められているのだと強く思います。

 

JCI松本は「懇親会」の事を「意見交換会」と伝統的に表現してきています。

冒頭に書いた「あれ?これって元々どういう狙いでやっているだっけ?」に当てはめると、能動的思考『感じとる力』の先にある意見交換の場こそ、新たな化学反応が起きる貴重な場である事を先輩たちは知っていて、代々伝わってきているのではないかと私は解釈しています。

 

では冒頭に書いた「なんで続けているんだっけ?」という言葉に、災害時におけるJCの強固な連携を当てはめると、「JCI Vision」にある「青年会議所が、行動を起こす青年の国際的ネットワークを牽引する」という文章から紐づけられると私は考えています。

災害時いざという時に行動を起こせる「地域愛」「郷土愛」を持った仲間が、友情の力を結集させて、強固なネットワークを構築することは、能動的思考『感じとる力』を持ち、そして紐づけていく瞬発力や行動力と同じだと私は考えているからです。

 

これからも、能動的思考『感じとる力』を大切にし、愚直に進んでいきたいと思います。

 

GOOD to GREAT

 

 

 

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