副理事長方針
一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 朝井 宏昭
推進力を高く
松本青年会議所に入会し9年、多くの運動を展開してきた中で感じたことは、「我々の組織は、皆が同じ方向に意識を持った時の力は、他のどの組織にも負けないくらい大きなものである。」ということです。我々JAYCEEの目的は「明るい豊かな社会の実現」です。この目的に向けて、理事長所信があり、各委員会方針があるので、会員全員がこの意識を持ち、ベクトルが同じ方向に向けば、より大きな運動として展開していけるのではないでしょうか。しかし、一方で皆の意識がバラバラになると、推進力を失ってしまい、うまく運動を展開できないということも率直に感じてきました。
2022年度は副理事長として、皆の意識のベクトルと合わせて、推進力を高くすること意識して、大きな運動展開ができるように邁進して参ります。
【強靭化実現委員会】
近年、日本各地で未曽有の災害が起きており、長野県でも2019年10月の台風19号や、2021年8月の大雨による土砂災害は皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。幸いにも我々のまちでは近年大きな自然災害は起きていませんが、有事の際に組織で動く準備ができているでしょうか。
2021年に松本青年会議所と松本市社会福祉協議会との間で、「災害時における協力体制に関する協定書」が締結されたことによって土台はできあがっていますが、まだ組織として動ける体制はできていません。組織全体として動くためには何をするべきか、何をすればより災害時に機能する組織になれるのか、ということを会員全員が意識できる環境を作れるように努めて参ります。そして、このまちの災害時に機能的に動くことができる組織を作ることによって、他地域のおける災害支援にも大いに貢献していけるのではないかと考えます。
【総務委員会】
ここ数年、人と人のコミュニケーションは対面からオンラインへと移行してきています。我々、松本青年会議所としても、例会・総会をはじめ、各会議や委員会もオンラインが中心となっています。それによって、仕事や家庭とJC活動の両立という、長らく議論されてきたことが改善に向かう一方で、会員同士のコミュニケーションが減ってしまい、意思疎通が難しくなってきているのではないでしょうか。対外への発信も大切ですが、今だからこそ対内への情報発信・コミュニケーションをしっかりできる体制を作ることによって、誰も取り残されず会員全員が活躍できる組織を目指します。
更に、組織がより強固になるためには、縦の繋がりだけではなく、横の繋がりも大切です。他の委員会にも関心を持ち、全ての事業に全ての会員が同じ思いで取り組むことができれば、我々の運動はより推進力の高いものになりますし、その状態に会員を導いていくことで、会員全体の資質向上に繋げていきます。 財政面については、積極性と慎重性を合わせ持つことが大切だと考えます。新たな挑戦にも固定概念を持たず、広い視野を持ち将来性を考えて検討していきますが、地域を巻き込んでいるか、持続可能なものなのか、ということも冷静に判断し、財務運営をして参ります。
副理事長方針
一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 小林 諒平
利他の心
松本青年会議所に入会して5年、これまで多くの経験と学びを得ることができました。信頼しあえる多くの仲間と出会うことができ、この仲間のためなら、このまちのためなら、と想う気持ちが日々強くなっていきました。62年間積み上げてこられた運動と繋がりを伝播し、利他の心をもってこのまちのために考動すれば必ず明るい豊かな社会はやってきます。そして、我々にはこのまちが「世界から愛されるまち」になるための魅力的で明確な60周年ビジョンがあります。このビジョン達成に向け仲間と共に英知と勇気と情熱をもって、GREATなこのまちの未来を創造していきましょう。
【地域の力響和委員会】
このまちに住み暮らす人たちは、このまちをどう評価するでしょうか。住みやすい環境や多くの魅力があり、GOODと答える方が多いのではないでしょうか。しかし今の環境に安住するだけでは、GOODであり続けることはできないと考えます。そこには「より良くしよう」というGREATを目指す我々の高い志で、SDGsを共通指標に多くの力を結集し、子どもたちの明るい未来を協同で創造する必要があります。これまで繋がれてきた各地青年会議所との広域交流においても、持続可能な新たな価値を生み、今ある魅力を更に深化させ持続可能な未来へ、それぞれの地域の力を響和させ世界から愛されるまちを目指し運動を展開していきましょう。
【国際・出向者支援会議体】
30年に渡り繋がれた姉妹青年会議所である台南女國際青年商會との交流、そして全国城下町シンポジウムを機に繋がれた友好青年会議所であるJCI弘前との交流は、先輩諸兄が繋いでくれた深い友情です。彼らのオープンでアクティブな姿勢は我々の運動に大きなヒントを与えてくれています。しかし、これまで一部のメンバーしかこの交流を体現できていないのではないでしょうか。更なる友情・交流の深化のため、全メンバー、そしてこのまちに住み暮らす市民も体現できるよう協同事業を推進してまいります。
出向は、新たな環境に飛び込み、広域の仲間と出会うことにより、自身の見識が広げられ、多くの刺激を得る事ができます。そして、自身の役割に誠実に向き合い、最後までやり抜けば必ず成長・飛躍に繋がります。そこで得た「プラスα」をLOMメンバーへ共有し還元することで、このまちの社会課題の解決へ繋がるよう導いてまいります。
副理事長方針
一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 神澤 佑樹
得た「機会」を「仲間」と共に
私にとって松本青年会議所に入会してからの時間は、どれを取ってもかけがえのない大切なものであり、とても多くの事を経験し学ぶ機会となりました。そのような中で強く感じた事は、「機会」の重要性と「仲間」の価値です。松本青年会議所で得た数々の「機会」は、私の考え方・価値観に大きな変化をもたらし、「仲間」と過ごした時間は常に刺激的であり、学ぶ事がたくさんありました。得た「機会」を充実したものにするには、悩み、苦しんでいる時には叱咤激励をし、目的に向かって突き進む時には全身全霊共に歩んでくれる、そんな「仲間」が必要不可欠です。
今年一年間、私は【広報拡大委員会】・【まちの文化創出委員会】に寄り添い、得た「機会」を最大限に生かすためのよき理解者となり、共に歩む一番近い「仲間」であり続けたいと考えます。上原理事長の掲げる「GOOD to➡ GREAT」の所信を実現すべく、果敢に挑戦し、過ごした時間が生涯の財産となるよう共に歩んでいきましょう。
【広報拡大委員会】
60周年ビジョンにある、「世界から愛されるまちへ」を実現するにはどうしたらいいでしょうか?
先ずは積極的に情報発信を行い、我々の日々の活動や事業、主義主張をしっかりと外部の人たちに届け、共感を得ていく事が必要だと考えます。その中で多種多様な人々が住まうこのまちにより効果的に発信していくのであれば、情報発信の多言語化も実施していかなければならないでしょう。
また、我々の運動の効果をより高めていくためには、横の繋がりを意識した外部とのオープンシェアの姿勢が必要だと感じます。様々なツール使用を視野に入れ、お互いにとって有益なものを共有し、共に成長していける仕組みづくりを模索していきましょう。こういった運動を積極的に展開していく事は、外部の人たちの意識を変革するきっかけや多くの共感を生み出す事に繋がり、ひいては志を同じくする新しい仲間との出会いに繋がっていくでしょう。
一方で対内においては広報のスペシャリストとして各委員会に寄り添い、事業の際には共に効果的な広報計画を練っていくバックアップの役割を果たす事も重要だと考えます。
志高く、躍動する我々の姿を目にしていただく機会を少しでも増やし、一人でも多くの人々に伝えるべく、オープンでアクティブな姿勢で日々の運動を展開していきましょう。
【まちの文化創出委員会】
我々が住み暮らすまちは「文化・芸術のまち」と言われていますが、美術館・博物館を有し、文化・芸術の有名人を招致している状況が似たようなまちは他にもたくさんあります。今一度まちが抱える課題と向き合い、何をどのようにしたらより魅力と個性があふれる「文化・芸術のまち」になり得るのか、しっかりと考察する事が必要です。時には独創的な考えの基、オリジナリティあふれる表現方法が必要になってくる場合もあるかもしれません。しかし、そういった場合でも常に寛容性を大切に、大胆不敵に挑戦していきましょう。
また、運動を展開していくうえで一人でも多くの協力者を募り、まち全体を巻き込んでいく事が大切だと考えます。そうする事で大きなムーブメントを巻き起こし、寛容性に富んだまちの土壌作りに繋げていきましょう。
魅力と個性あふれる唯一無二の「文化・芸術」のまちになるべく、挑戦心と寛容性を大切にしながら運動していきましょう。
専務理事方針
一般社団法人 松本青年会議所
専務理事 松田 憲明
社会の規範として、責任ある行動を
2019年に端を発したCOVID-19の混乱により、社会はその姿を大きく変えました。松本青年会議所においても、運動、そして発信と、多くの制限を受けながら、この二年間を過ごしてきました。
社会情勢が大きく変遷する中でも、我々青年は新たな考え方・学び方を身に着け、多くのチャレンジをすることで、これからの時代を牽引していくことが求められます。本年、専務理事の職を拝命するにあたり、これからの時代に即した会議運営と、これまでの青年会議所運動の中で得た経験を交えながら、松本青年会議所の全会員に理事長の想いを伝播していく所存です。
【新たな力の導として】
63年の歴史を紡いできた松本青年会議所において、必ず誰もが通る新入会員という道。新しい環境に身を投じるこの一年は、右も左も分からない中でも、全力で走り抜けることを求められます。
同じ立場を経験してきた私たちは、より親身に話を聞き、彼らの全力をサポートし、様々な意見から正しいビジョンを指し示していけるはずです。事務局長とともに寄り添いながら、新たな力をグレートへと導いていくことが、これからの松本の成長にも繋がることでしょう。
【GREATの中に冷静な思考を】
新たなチャレンジや、積極的な運動を展開していくと、ほとんどの場合、何らかの壁に直面します。我々は青年経済人として、また一人のJAYCEEとして、決められたルールに則って行動することが求められます。 各会議の際には、様々なルールを把握し、客観的な視点で闊達な議論を推進していきます。夢中にグレートを追求するメンバーが、魅力的且つ社会の規範として成長できるように、冷静な思考でサポートすることを誓い、専務理事方針とさせていただきます。
【事務局長運営方針】
(1)理事長補佐
(2)理事会・役員会議の効率的運営
(3)未来のJAYCEE育成委員会の基礎習得と運動のサポート
(4)各委員会のサポート
(5)外部団体との連携
事務局長方針
一般社団法人 松本青年会議所
事務局長 切手 拓也
やるからには全力で
2022年度、松本青年会議所(以下松本JC)は63年目の新たな歩みが始まります。これまで多くの先輩諸兄が築き上げられた歴史や伝統を継承し、「明るい豊かな社会」の実現の為に邁進して参ります。
本年度、組織運営の根幹となる事務局長という大役を拝命致しまして更なる成長の機会を頂けた喜びと、責任の重大さに身の引き締まる思いです。私は2018年に松本JCへ入会致しました。事務局長としての私の最大の強みは、出向を含めた入会からの経験値を持っていることだと自負しております。この経験を活かし、それぞれのメンバーが輝ける体制を整えて参ります。
【組織運営の根幹として】
事務局長として常にまわりを見回す広い視野を持ち、自ら率先して行動できることが大切だと考えております。各会議等の設営、運営時は常に先見性を持ち、効率的かつ効果的な運営を心掛け、共有やスケジュール管理、資料の精査等、基本的なことではありますが、最も重要であるということを自覚して活動して参ります。
また、昨今はCOVID-19の影響によりオンラインを活用した会議も浸透してきました。効率的になった反面、オンラインを活用してきたことで、メンバー同士のコミュニケーションの機会が減少したことも事実です。今後の情勢も鑑み、オンラインも活用しながら、可能な範囲で対面でのメンバー同士のコミュニケーションを図っていくことが必要と考えております。
【新たな成長の追求を】
組織の伝統を継承するにあたり、毎年様々な業種や経験を持った青年経済人を新入会員として迎え入れて参りました。JCという新たな環境に身を置くことで多くの不安や疑問が生じるかと思います。壁にぶつかってしまうこともあるかもしれません。しかし、新入会員として駆け抜ける一年間はきっと人生における大きな学び、成長の機会であるはずです。私自身も苦楽を共にしながら更なる成長の機会と捉えております。専務理事と共にメンバー同士の懸け橋となりながら一丸となってGREATな活動ができるよう、全力でサポートさせて頂きます。
最後に、事務局長の責務を全うできるよう奉仕・修練・友情の三信条のもと、与えられた機会に感謝し、GREATを追求するメンバーを全力でサポートさせて頂くことを誓い、事務局長方針とさせて頂きます。
【事務局長運営方針】
(1)専務理事の補佐
(2)事務局の運営管理
(3)役員会、理事会、各会議の効率的な運営
(4)メンバー同士のコミュニケーションを図る
(5)未来のJAYCEE育成委員会の基礎習得と運動のサポート