「京都会議での学び」「男性の育休」「実践」
副理事長:上原 聖二
2020年度副理事長を務めさせていただくことになりました「上原聖二」と申します!どうぞよろしくお願い致します。
正直何を書こうか迷っているのですが、今回は先日開催された京都会議での学びと、自身の会社での出来事について書きたいと思います。
さて、私が京都会議でどのような学びを得たのかというと、「働き方」と「男性の育休」についてです。
そのフォーラムは、内閣府特命担当大臣 西村康稔氏とテレビでもお馴染みの小室淑恵氏をお招きしたもので、国の政策や企業の成功例に自身の体験を交えた内容でした。
中でも大臣自身が公務員時代に、生まれたばかりの子供の面倒をみる為に、昼休みを通常より30分多く取り、奥様のサポートをしていたエピソードは大変興味深く、自身の会社でも、もしかしたら出来るのではないかと感じる内容でした。
そんな思いを持ちつつ、京都会議から戻った翌日の会社の朝礼で、早速フォーラムでの学びについて触れ、そろそろ子どもが出来そうな男性従業員に対し、昼休みについては柔軟に考えていこうと考えていると伝えたところ、朝礼後に従業員の一人が「仕事が終わった後にお話ししたい事があります」との申し出。
ちょっとマイナスな事柄かと思い、若干憂鬱にはなりましたが(笑)就業時間が終わり、いざ面談となった時に、もう一人の男性従業員も「私も話したいことがあります」とのこと、何だか不安な気持ちになりながら同時に面談が始まると、2人とも笑顔で子供が産まれるとの報告。
とてもおめでたい話に私も嬉しくなったわけですが、続けて「つきましては育休を取りたいです」との申し出。
詳しく聞くと予定日が1か月違いで、育休希望日数が3週間から4週間。
皆さんはこんな状況の時どう考えますでしょうか?
私は、出来る限り希望を叶えたいとすぐに思いました。
フォーラムを聞いていなかったらどう考えたか分かりませんが、従業員が弊社で子供が産まれても働きたいと思ってくれていることは、正直とても嬉しい事です。
そして、感覚で動くタイプの私にとっては、フォーラムでの学びを実践できる場がすぐに出来たことに何だか御縁を感じ、直感で2カ月続く育休に会社として挑戦しよう決めました。
さっそく社労士に相談すると、建設業でここまでやろうとしている人はいませんとのこと。
俄然挑戦したくなる自分(笑)
色々聞いてみると補助も比較的充実している模様。
困難はいっぱいあるかと思いますが、昨年10キロ太った体を絞るにはちょうどいいかと思っております。
それでは時代の先端を体験してみます。
長文でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。