青春 ~一度しかない人生に彩りを~
2025年も、そろそろ終わりを迎え、私たちは2026年へとつながっていきます。
本年度、私は「青春 ~一度しかない人生に彩りを~」
このスローガンを掲げ、松本青年会議所のメンバーとともに歩んできました。
中学生の部活動の地域展開、発達特性への理解と支援、国内便・国際便のチャーター便、セブン‐イレブンと高校生による共創事業、10年後を見据えた政策提言、そして強靭な組織運営と改革の推進。多くの運動に取り組んできました。
どれも、私が描いてきた理想のまちに近づくための一歩であり、同時に、携わった一人ひとりの想いが確かに込められた事業だったと思っています。その一つひとつに、確かな彩りがありました。
理事長という役職を一年間お預かりする中で、これまで見えなかった景色も数多く見てきました。
誰に何を言われようとも、今年の役員・理事メンバーとともにやってきたことに、後悔はありません。
やっていない人の言葉が、心に届くことはありません。
同じ現実に立ち、同じ重さを引き受け、同じ時間を生きていない限り、
その言葉は評価にはなっても、判断にはなりません。
むしろ、議論を巻き起こす「種」を蒔けたことこそが、より良いまちへと進むための一歩だったと、今は思っています。
ここで、最後に私から皆さまへメッセージをお伝えします。
一年間のご理解とご支援、そして、ともに走ってくれたすべてのメンバーへの感謝を込めて。
大きなビジョンに取り組む者は、往々にして変人と呼ばれます。
たとえ、最終的にそれが正しかったとしても。
複雑な問題に向き合う者は、
課題を十分に理解していないと非難されます。
前もってすべてを知ることなど、不可能であるにもかかわらずです。
率先して行動する者は、
先を急ぎすぎだと批判されます。
そこには、足を引っ張ろうとする声が、常に存在します。
私たちの社会では、
失敗を恐れるあまり、
大きな挑戦を避けてしまうことが少なくありません。
しかし、何もしなければ、
今の社会が抱える間違いを見過ごすことになります。
現実には、
何を選んでも、将来何かしらの問題を抱える。
それが社会です。
だからといって、
何も始めないわけにはいきません。
では、私たちはいったい何を持っているのでしょうか。
今こそ、私たちの世代が偉業を成し遂げる時です。
進歩のためだけではなく、
目的を生み出すために、大きなことをしましょう。
私たちの世代の挑戦は、
新しい仕事を生み出すことだけではありません。
新しい目的意識を、社会に生み出すことです。
そして、私がこの一年を通して辿り着いた答えがあります。
一度しかない人生に、彩りを与えるもの。
それが、青春です。
一年間、本当にありがとうございました。
一般社団法人松本青年会議所
第66代理事長 金井佑輔
66枚の写真とともに2025年度の振り返り































































