子どもたちの“これから”を支えるしくみを目指して
まちの活力創造委員会 副委員長の小林です。
現在、私はフィットネス関連の仕事に従事しており、以前は医療関係の職に就いておりました。どちらの職業にも共通していたのは、「人の健康や人生に寄り添う」という姿勢です。そしてもう一つ、私の人生において大きな影響を与えてくれたのが、学生時代の「部活動」でした。
スポーツは、身体を鍛えるだけでなく、仲間と共に目標を目指す中で得られる達成感や、心の強さを育ててくれる場でもあります。現在の仕事においても、その原点が活かされていると日々感じています。
そんな私が、今年度「まちの活力創造委員会」に所属し、「地域移行」というテーマに関わらせていただいたのは、ある種の必然だったのかもしれません。
「地域移行」とは、子どもたちが学校という枠組みを越えて、地域社会の中でも活動を継続できるような仕組みを構築することを指します。少子化や教員の働き方改革といった社会的背景を受け、部活動の地域移行は全国的な課題となっています。しかしながら、これは制度の整備だけで解決できるものではありません。
子どもたちが安心してスポーツに取り組み、地域の中で成長していけるようにするためには、行政や学校、地域住民、そして私たち民間の力が一体となることが不可欠です。簡単な道のりではありませんが、私のこれまでの経験や専門的な知見が少しでも力になればという思いで、4月第一例会の企画・運営に携わりました。
「地域に活力を生み出す」という、この委員会の名の通り、一人ひとりの想いと行動が、まちを少しずつでも元気にしていくのだと、私は信じています。
今後も、スポーツや健康、そして地域とのつながりを大切にしながら、青年会議所の活動に誠実に取り組んでまいります。
