信州まつもと空港の未来
副理事長の青木崇です。
今年は、空港活性化委員会を担当しています。松本青年会議所の目玉とされる空港事業に、本年度も取り組んでいます。
2009年にJALが松本空港から撤退を表明し、廃港の危機に瀕した際、FDAが就航継続を発表。
以来、松本空港は順調に利用者数を増やし、今年度は過去最高の空港利用者数を達成しています。
松本空港としての目下の目標は、
①既存路線の複便化
②沖縄便の定期便化
③国際チャーターの定期便化
となります。
既存路線については、神戸便の利用率向上にまだ伸びしろがある状況。神戸空港の国際化や、大阪万博開催を見据えて、今後の利便性向上や便数増が期待されます。
沖縄便については、活発にチャーター便が運行されています。県としては、滑走路延長2,000mという制約を踏まえて、秋・冬の連続プログラムチャーターを目指していく方針のようです。
国際チャーターについては、コロナになってからまだチャーター便の復活すらできていないところ。新たに入国審査施設を整備することから、コロナ後初となる国際チャーター便の運行がいつになるか、期待されるところです。
今年は松本空港ジェット化30周年ということもあり、記念式典や関連行事も見込まれることから、ますます目が離せない空港のこれから。
松本青年会議所としても、諸先輩方のこれまでのご尽力に感謝するとともに、この重要な年に取り組むべきことを見出していきたいと思います。