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理事長ブログ

変革の時

豪雨により被害を受けてる皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに復旧にご尽力されている皆様におかれましては安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
日々激しい夕立が松本にも続いており、素人の私でさえ、日本の気候が変わってきているように思う今日この頃です。

さて前回より、いま私たち青年が何をすべきなのか書かせていただいておりますが、前回は「夢を描く」というテーマについて書かせていただきました。
今回は「これまでのあたりまえを疑う」をテーマにさせていただこうと思います。

いま私たちが持っている概念(あたりまえ)は先人たちが作り上げた英知であることはいうまでもなく、様々な文化や成功統計学等も組み込まれているのでしょう。

ただ時代が変わるにつれそのあたりまえも更新していくことも必要だと思います。
例えば青年会議所でも会議のドレスコードはスーツで定款にはネクタイの着用まで記載されています。
日頃仕事ではスーツを着ない私もしっかり正装をすれば気が引き締まる感覚もあり、会員がTPOを学ぶ機会の一つとも思います。
一方で、気候変動などの影響もあり真夏でもスーツで集まるというのはどうだろうという声が上がってきているのも事実です。
また環境配慮や多様性社会においてTPO自体の考え方が変わり始めているようにも思います。
日本青年会議所は本年からドレスコード規定を変更しました。
松本青年会議所も考える機なのかもしれません。

あたりまえの更新をするときに必要なのは、やはり多様性あふれる人との対話です。
「ワカモノ、バカモノ、ヨソモノ」が大切だと言われますが、私としてはここに「クセモノ」も加えて欲しいところです。
(クセモノ代表の私として...)実際にいろんな意見を聞いていると私としては「それは変えるべきではないだろう」と思うようなことも多々あります。
私がそのあたりまえに染まっているのでしょう。そこに変革の糸口があるように思います。

松本青年会議所では一昨年度から宮古青年会議所の皆様と事業構築をしております。
共同事業として「しんすこう(信州フレバーのちんすこう)」の制作をさせていただきました。
7月2日には空港を会場とした例会に塩尻青年会議所、北アルプス青年会議所、諏訪圏青年会議所の方々をおよびして例会を設営させていただきました。
より多くの人を巻き込むためにも各地域で活躍されている会員会議所の皆様とタッグを組んでいくこともこれからは新しいあたりまえとして位置づけられていくでしょう。

私はこの変革のものさしとして「100年後はどうなっているか」と考えます。
100年後変わっている可能性があると思うようなことは、今こそその変革を考える期なのではないのでしょうか。

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