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役員方針

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 松岡 一成

Engagement Value ~繋がっている価値~

私たちのみならず世界中が多くの影響を受けた感染症がまん延して約3年。私たちの生活や組織は様変わりし、そしてその変わってしまったことが現在では当たり前になりつつあります。限られた環境の中で出来る限りの活動を続けてきましたが、以前のような本当の意味で身近で議論が交わせるような組織から少し変わってしまったように感じます。私たちが目指すべきなのは、このまちに住み暮らす人たちとの深い関りや、このまちそのものとの対話だと思います。変わりゆく日々の中で、松本青年会議所がこの約3年で希薄になってしまった多くの繋がりを今一度見つめなおし、また新たな仲間や関連団体との出会いと共に、更なる躍進をするべきときが来たのだと思います。感染症が収束に向かう中、私たちは新たな組織としての成長をしていくときではないでしょうか。

【政策委員会】
各行政機関発行の総合計画には松本圏域のビジョンがかかれています。それを紐解き、想像するこのまちの未来を私たちはまず見つめ直す必要があります。私たちが住み暮らすこの地域は多くの人から注目を集め、すでに明るく豊かなまちになっていると感じます。しかし、10年20年後には私たちが想像しえない更なる発展を遂げるのかを松本青年会議所は今から議論し行動しなければなりません。そして官民それぞれの目線で積極的に意見を交換し、発信し続けることがこのまちを豊かでより良いものへとしていく指針となることでしょう。その為には人と会える機会が増えてきた今、官民が顔を合わせて議論をする場を積極的に設けていく必要があります。単年度制で窓口が毎年かわりますが、その小さな繋がりを紡げるような組織となれば、より多くの市民へ、そしてより多くの団体へ強い発信力を持った運動が可能になります。電車、車、そして長野県唯一の空から、多種多様な人が様々な目的で往来するこの松本圏域の更なる発展を夢見て、市民や地域企業および関係団体と松本青年会議所の“言葉”をしっかりと発信していく機会を創出していきます。

【総務委員会】
松本青年会議所は2023年をもって、非常に多くの仲間が卒業します。今回の急激な会員減少は例年の会員の拡大では補いきれない規模となりかねません。それに伴い、組織運営はとても困難なものとなるでしょう。まだ、多くの仲間がいる今、組織の新たな運営方法を模索する必要があります。感染症により遠隔での参加が多くなってきた例会や委員会においては“出席”することが目的となってしまい、本来青年会議所で得られる“学び”の機会が少なくなってしまったように感じられます。
会議の運営が青年会議所の本来の“学び”を得られるような取り組みを模索していきます。

いつか来るかもしれないその時の為に、少人数であってもより一層濃く活発な活動ができる組織へと再構築を行っていくことが、これからの松本青年会議所の礎になるでしょう。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 山口 隆徳

心、重ねて

わたしは松本青年会議所に入会し6年目の人間です。過去5年間の経験を最終年のこの副理事長の時に活かしたいです。

青年会議所は、経験も職種も価値観も違うメンバーが集まっているからこそできることがあると思います。一方でそれらは、まとまらないと形になりません。

青年会議所の目的である、明るく豊かな社会の実現に向けて運動を行うためには、まず人の心であると考えています。組織のルールに従いながら、臨機応変に皆が心を重ねて運動を行えるようにしていきたいです。青年会議所に人が動かされるのではなく、人が青年会議所を動かすという事を忘れずに、新しい時代に向かって勇往邁進していきます。

【経済委員会】
まちの資源を活かし、まちの経済に何ができるかを考えました。観光資源もあり、経済活性化の源が多々あるわたしたちのまちならではの運動や活動ができるのではないかと思いました。

さらにまだ引き出せていないまちの魅力を引き出す事で、新たな価値の創造に繋がると期待しています。広域的な観光資源の開拓で新しい経済の発展に向かうような活動や運動を展開して行こうと思います。世界屈指の観光のまちを入り口として継続的な経済成長させていきます。

ここ数年は感染症により、まちの活動、青年会議所の運動や活動もしかり、対面活動を規制される等の大きな影響を及ぼされてきました。感染症で変わったことを元に戻す事が経済の発展に繋がるのか、感染症を受け入れて、その先を成長させる事が発展になるのか、どちらが正解かはわかりませんが、感染症を理由に停滞する時期では無いと考えています。皆で経済を発展、活性化させていきましょう。

【出向者特別会議体】
今までわたしは全国城下町連絡協議会、長野ブロック協議会2回、日本青年会議所と出向してきました。その時、各青年会議所や日本の組織、ブロック組織と違う文化に触れることは成長や気づきに繋がるなと感じました。

松本青年会議所の活動だけでは気付けない事や体験できない事がたくさんありました。全国城下町連絡協議会は理事会の組織図が簡略化されていて、スムーズな運営ができていて感心しました。日本青年会議所や長野ブロック協議会では各青年会議所の事業の特色や考え方の違いがあることを体験できました。例えば九州の青年会議所は基礎的な部分を大事にしていて興味を持ちました。地域性もありますが、新しい発見、出会いの宝庫であることは間違いありません。

出向は海外旅行に例えられます。海外に興味がない人は別に行かなくても問題なく生活できます。しかし海外には海外にしかない、行った人にしかわからないものがあります。海外ならではの景色や文化に触れて初めて新しい発見、経験ができるという所は出向も全く同じです。

是非興味のある人は様々な体験、新しい出会いを求めて出向してほしいです。そして出向先で得た経験や知識を持ち帰り、松本青年会議所の発展に活かしてほしいと考えています。その道標となるように担当副理事長として尽力して参ります。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 足立 諒

為せば成る

「・・・今どこ?」 無線からした音、そのときの先生の顔、を覚えています。中学時代にフィールドワークの準備中に山で遭難しかけたときのこと。良くも悪くも、今でも記憶に残っています。誰しも1つや2つあると思います。青年会議所では、仲間と一緒に必死で事業をやり、一緒にご飯を食べ、お酒を飲み、意見を交わした、楽しく記憶に残る思い出があります。

最近はリモート会議やリモート事業が増えたことで、視覚と聴覚のみで活動をする機会が増えました。その一方で、触覚、嗅覚、味覚という三つの感覚は置き去りにされています。非常にもったいない。五感を刺激して、多くの人の心を動かす運動を展開していきましょう。

本年、私の担当する教育委員会と未来のJAYCEE育成委員会は以下の方針の下、60周年ビジョンの達成に向けて、松本圏域のまちの魅力と個性をより一層輝かせられるよう、勇往邁進していきます。

【教育委員会】
子どもたちを取り巻く家庭環境は、核家族化、共働き世帯やひとり親世帯の増加などによって大きく変わってきています。格差社会が進み、日本における相対的貧困率も高止まりしており、松本圏域においても教育への投資が難しい家庭も増えています。子どもたちも多様化してきており、インクルーシブ教育、ギフテッド教育、不登校の子どもへの教育、日本語が母国語ではない子どもへの教育など、多様な学びの場が求められてきており、教育現場への負担も大きくなってきています。

子どもはまちの宝です。明るい豊かな社会を築いていくためには、地域全体で子どもを育てていくことが必要です。私たちだけでは難しいかもしれません。他団体や行政のお力添えをいただきながら、一緒に解決策を模索していきたいと考えます。

青年会議所だからこそ子どもたちに伝えられるものが確実にあります。将来の予測が困難なVUCA時代を生き抜いていくためには、正解主義ではなく、自分の頭で考え、人を巻き込み、やり抜くことが必要です。子どもたちにそんな背中が見せられるようにみんなで邁進していきましょう。

【未来のJAYCEE育成委員会】
青年会議所という40歳までの限られた時間の中で、共に笑い、共に泣き、共に感動しよう。
60周年ビジョンの世界から愛されるまちを実現するためには、私たち一人一人が果敢に困難に挑戦し続けることで人間的な成長を遂げ、いま以上に社会の発展に寄与できる人財になることが必要です。多くの市民から憧れられる存在へと成長できるように多くの機会の提供を行っていきます。そして、大切な入会初年度、会員同士の相互理解を深め、信頼関係の構築に取り組むことで、青年会議所の活動が楽しいと感じられるように、全力で支援していきます。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 渕﨑 文夫

「攻守」

物事において、「攻守」のサイクルは非常に大事だと考えます。それは、仕事、スポーツ、勉強、恋愛、そして青年会議所においても必要な要素です。今年一年「攻守」を意識して、目的に向かって、脇目も振らず勇ましく、そして楽しく進んでいきます。

【広報発信委員会】
どんなに素晴らしい事業をしても、市民に届かない限り、それは意味のないものになってしまいます。広報とは、市民に私たちの運動を届けるための最重要ポイントになります。

まず、広報における「攻」とは、「改革」です。現状の広報手段、媒体だけに決して甘んじることなく、今までしてこなかったことにチャレンジし、新しい切り口から発信し続けていきます。

また、広報における「守」とは、「改善」です。今あるHP・SNSなどを再度分析し、見直すことで、一人でも多くの市民に青年会議所の運動を届けることができるようにしていきます。

ただ、発信したものを周知するためには、一委員会だけでは限界があります。広報は松本青年会議所会員全員で行い、また近域の青年会議所、報道機関や市民とも連携をして、関わる人全てを巻き込んで発信していきます。そしてこの繋がりを維持することで、私たちの発信が届き続ける環境を構築することができると考えます。私たちの声が届くように日々発信し続けていきましょう。

【拡大委員会】
組織は人なり。どんなに伝統のある組織であっても、その伝統を担うべき人がいないと組織は衰退していきます。では、人の数さえいれば組織は成り立つのでしょうか。答えはNOです。数・志それぞれが満たされることで、組織は伝統を受け継ぎ、発展していくことができます。

これまで拡大は数にフォーカスをしてきましたが、新たなフェーズとして、数だけでなく、より一層志や目的を持った会員の拡大にも注力していく必要性があります。ただ、数も重要になりますので、「攻」として、会員拡大に向けて、新しい会員、仲間を決して受け身ではなく、会員全員で自ら動き、また多くの方々を巻き込んで、獲得しにいきます。また「守」として、会員全員が青年会議所の意義、私たち自身の役割、何のために青年会議所に入会したのかを再認識することで、より強固な組織に成長していきます。「攻守」それぞれのバランスを考え、一年間楽しく走り続けていきましょう。


専務理事方針

一般社団法人 松本青年会議所
専務理事 大嶋 尚志

青年『会議所』としての矜持と繋いできた想い

理事長と私の間柄は中学生の頃から始まり20年超になります。私が青年会議所に入会したときには当時の新入会員担当副委員長と新入会員の関係として教えを受け、それからも毎年与えられる機会を享受し、時には苦しみながらも常に楽しんで走り続けている姿を見てきました。青年会議所の活動以外でも多くの時間を過ごしてきた理事長から、本年度専務理事という組織を統括する大任を拝命いたしましたので、この限られた一年で理事長と共に体験する全てを楽しみ、メンバーも全員巻き込んでJC運動を楽しんでもらえるよう力を尽くし、専務理事の職務を全うするために勇往邁進していきます。

青年会議所はその名の通り、『会議』に重きを置いた組織です。

一つの事業を実施するにあたって、ロバート議事法に則って数多のプロセスを経て合意形成を図り意思決定をする青年会議所の会議の進め方は、松本青年会議所も類に漏れず数多くの素晴らしい事業を創出してきました。

しかしながら、全ての事業についてこれだけのプロセスを経ることで、例年月に一度行われている『役員会』『理事会』では、議案の質や議題の数によっては会議の長時間化に繋がっています。終了時間の定まっていない会議は議論の質を下げる問題を生じかねませんし、それぞれの家庭や本業に影響が及びます。「青年会議所は単年度制だから一年だけ頑張ろう。」とするのではなく、地域の産業を担う青年経済人が多く集う、『会議』に重きを置いた組織だからこそ、時代に合わせた運営方法について模索し、質を高めていかなければいけません。本年度、専務理事として諸会議の運営の問題に対して真摯に向き合い効率的な会議運営に務めます。

そして、諸先輩方から脈々と繋がれてきた姉妹青年会議所である台南女國際靑年商會との国境を越えた交流、様々なきっかけから育んできた県内、県外の各地青年会議所との友情は、これからも松本青年会議所の運動に良い影響をもたらしてくれるでしょう。

今年度も各地青年会議所との交流の歴史を振り返り、より友情関係を深め、お互いの運動にシナジーを発揮できるようにしていきます。

【専務理事方針】
(1)理事長補佐
(2)質の高い役員会・理事会の運営
(3)円滑な諸事業の推進補佐
(4)各地青年会議所との渉外業務、交流・事業参加の推進


事務局長方針

一般社団法人 松本青年会議所
事務局長 塩原 雄太

メンバー同士の架け橋に

2023年度、64年目の新たな歩みが始まる松本青年会議所において、貴重な学びの場を頂いたことに感謝しております。これまで多くの先輩方が築き上げてこられた歴史や伝統を継承し、次の世代に繋いでいけるよう、自分自身にできることを全力で考え、楽しみながら邁進して参ります。

効率的かつ効果的な組織運営を行う要でもある事務局長としての責任を自覚し、スケジュール管理・資料の精査等基本ながら最も重要な部分であることを確実に行って参ります。会議がより闊達に、意味のあるものとなるように心掛け、どのような会議・運営の形が適切であるのかを常に考えながら、松本青年会議所の運動に最適な環境を作り上げることを意識し行動して参ります。

また、昨今は感染症の影響により、オンラインを活用した会議が浸透したことで、効率的な会議運営が可能になった反面、メンバー同士のコミュニケーションの機会が減少していると感じています。これは、2022年に松本青年会議所へ入会させて頂いてまだ月日が浅い私自身が、これまでの経験を通して大きく感じていることの一つです。事務局長は委員会に所属しない立場ですが、時には各委員会に参加するなどメンバーと十分にコミュニケーションをとり、メンバー同士を繋ぐ架け橋となりながら気軽に相談してもらえる窓口となることで、松本青年会議所が一致団結し、多くの事業が成功に向かうことができるよう環境を整えて参ります。

最後に、事務局長という役職を拝命して駆け抜けるこの1年間は、多くの苦楽を共にすることとなります。私は入会させて頂きまだ月日が浅く、最初に事務局長という役職を任命された時の心境として、「私でいいのか?家庭・仕事に影響が出るんじゃないか?」と思ったことが正直な心境でした。それは今現在も心の片隅に抱いているのが事実です。こういった心境は、私を含め経験の浅い多くのメンバーが感じていることでもあると思っています。しかし、きっとこの経験が今後の人生における大きな学び、青年として一皮剥ける成長の機会になると感じていることも事実です。入会してから月日の浅い私だからこそ持てる視点を大事にして、経験の浅いメンバーが気軽に相談できる窓口となり、多くの苦楽を共にしながら一緒に成長していきたいと考えております。頂いた役職の名に恥じぬよう、メンバーと積極的に関わりを持ち、この1年間勇往邁進していくことを誓い、事務局長方針とさせて頂きます。

【事務局長運営方針】
(1)専務理事の補佐
(2)役員会・理事会の効率的かつ効果的な運営
(3)事務局の運営管理

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