副理事長：柳沢　昌司

この度、一般社団法人　松本青年会議所では、夏の風物詩であり、長野県の伝統工芸品に認定されている打上花火で松本の夜空に彩りを与えます！
本来この季節になると、私自身もラジオ体操に集まる子どもたちの活気ある声に元気をもらい、爽やかな一日が始まる夏を過ごすはずでした。多くの子どもたちは、夏休み期間の短縮から始まり、多くの友達と集まって楽しむはずだった夏祭り、プール、各種イベントは中止・延期の判断が余儀なくされ、自宅で過ごす機会が増えています。そのため、子どもたちは、夏らしい風景や夏の伝統的なイベント、風物詩に接する機会が少ないままこの夏を終える可能性がありました。このような状況下において、我々松本青年会議所ができることは何か。未来ある子どもたちが２０２０年の夏を想い出したときに、「あの年の夏はこういう夏だったね」と言える【夏の想い出の居場所づくり】に今回挑戦をすることになりました。
地域の誇る花火師の皆様の熱い想いに触れ、子どもたちの想いに触れ、地域住民の皆様の想いに触れにつれ、多くの皆様の他人を想う気持ちに触れ、【まちづくりとは何か。】【我々の使命は何か。】本当に多くのことを考えさせていただく機会を与えていただきました。

ただ花火を打ち上げるだけでなく、実体験と合わせて、ＷＥＢ（オンライン）を活用し、様々な事情・立場・環境に身を置き、外出することが難しい子どもたちまで、実体験したときに近いような経験を与えられるように設営を計画しています。また、アイシティ２１へご来場の皆様をはじめとして、花火師によるミニ授業、子どもたちによる花火玉への字入れ等にご参加をいただいています。郷土に根付く伝統工芸品に対して、大人も子どもにも理解を深めてもらうこと、青年会議所メンバーには当事者意識をもって花火に関わってもらえるように、引き続き委員会として行動を起こしていきたいと考えています。

関わっていただいた皆様の想いを花火に乗せて繋げたい！
皆様、８月２９日（土）２０時から、松本の夜空を見上げてください。

同じ空を見あげよう！咲かせよう！みんなの心に希望の華を！

https://www.matsumotohanabi2020.com/