三役方針

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 萩原 直基

「青年としての英知と勇気と情熱を持って」

 

創立以来56年という長きに渡り、「明るい豊かな社会の実現」というブレることのない理念を掲げ今日まで運動を続けてきた松本青年会議所(以下松本JC)。敬愛する先輩諸兄が失敗を恐れず、挑戦し続けてきたからこそ今日、私たちが運動を続けることができるのだと思います。本年、私の担当する郷土の誇り創造委員会と出向者連絡特別会議は以下の方針の下、挑戦する心を忘れずに、このまちに大きな「衝撃」や「影響」、深い「気づき」を与えるべく、一年間活動を行って参ります。

<郷土の誇り創造委員会>

昨今の変化の時流は想像以上に速く、そのスピードは年々加速し我々を翻弄しています。そんな中にあっても、ブレることの無い理念を掲げ、松本JCは56年の運動の歴史を連綿と続けてきました。「アルプス公園」「松本山雅FC」「新松本・安曇野宝かるた」など、手法は違っても明るい豊かな社会を目指し、運動を続けてきた歴史があります。
2016年度は、このまちのリーダーを決める松本市長選挙があります。松本JCにとっては4年に1度の政策提言ができる大きなチャンスの年です。現市政12年間の検証と松本JCとして政策提言を行っていきます。
また、本年度も経済・教育・国際交流など様々なセクションでの運動が予定されています。それら全委員会の創造を集結するとともに、このまちの発展に向けた市民一人一人が自覚し参加したくなる事業の実施と、10年後、20年後を見据えた大きな夢や未来をグランドデザインにし、このまちに、国に、世界に発信していきます。

<出向者連絡特別会議>

本年度も多くのメンバーが日本青年会議所(以下NOM)、北陸信越地区協議会(以下DOM)、長野ブロック協議会(以下BOM)に出向させていただきます。JCには井戸水論というのがあり、会員会議所(以下LOM)のアイデンティティーを持ち寄ってNOM・DOM・BOMを良くすると言った概念です。松本JCのアイデンティティーを持って各出向先で活動し、その結果松本JCと出向先の活動とが協働・繋がりの可能性を持てば、幅広い市民意識変革運動へと繋がっていくのではないでしょうか。また、他LOMの方と活動することで松本JCのアイデンティティーも見えてくるはずです。
出向は日本中、世界中に同志がいるJCだからこそできる活動です。LOM内の活動と共に多くの時間を投資することとなりますが、出向者が脚光を浴び、活躍されるよう盛り上げ、サポートしていきます。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 上原 秀

「想いを継承、郷土の導とならん」

 

私たちがまちに出ると、アルプス公園では子ども達の笑顔で溢れ、松本山雅FCのサポーターはまちを熱くし、先達の想いが形となりまちが築き上げられています。56年前、志し高き青年により全国で188番目となる松本青年会議所(松本JC)が創立され、先達のJC運動はまちづくりの礎を築き上げました。不変創始の想いは現代の私たちに気概と伴に継承されています。

創立55周年を迎えた2014年には新たに松本JC宣言文が制定され、まちを導いていく存在となることを宣言しました。郷土のまちに私たちがどのような「衝撃」と「影響」、深い「気づき」を与える事ができるかは私たちのレーゾンデートル(存在意義)と直結します。このまちを主体的に関わって創造しているのだという誇りを持てるシビック・プライド(まちに対して持つ誇りや愛着)を醸成させ、郷土の導(しるべ)となります。

<郷土の未来発信委員会>

まちは多くの宝で溢れています。知らず知らずのうちにまちの見方が凝り固まっている為、気づいていない宝の活かし方があるはずです。今一度、客観的視点で郷土を見つめ、まちに対しての誇りや愛着を熟成する事により郷土の宝の未来を創造します。信州まつもと空港もその1つです。私たちのまちに「空港」があるのです。松本JCは空港活性化のオピニオンリーダーとして取り組んできました。「さらに宝を活かす未来はないのだろうか」宝が持つ強みを経済発展の可能性として追及し萎縮することなく発信します。
残念ながら未曾有の災害が続いた近年、教訓を活かし災害に対しての意識改革と取組みが出来ているのでしょうか。私たちの郷土には様々な来訪者がいます。私たち自身の行動範囲も広く、いつ災害に直面するか分かりません。現状を把握し、郷土の未来の為、まちを守る防災対策について考え発信します。

<総務組織力向上委員会>

例えば、JAYCEEとしての使命と自覚を再確認するために厳粛に行われる例会セレモニー。「キッチリカッチリ」自信を持ってできているでしょうか。JCマナーを身につけ、対内的にも対外的にも率先して行動できているでしょうか。私は、「こんなもんじゃない。まだできる」と感じています。松本JCが郷土から尊敬され信頼される存在として持続するためには、メンバー自身の責任自覚と組織の構造を健全かつ堅固なものとし継続する事が必要です。組織力を向上させることにより、松本JCの運動を揺るぎないものとします。また、会員減少事実を真摯に捉え、松本JCの運動とメンバーの輝きを地域に発信し、魅力ある松本JCの理解を深め会員拡大へ繋げます。
一般社団法人松本青年会議所財産規定で定める基本財産運用に関しては、先達の想いを継承し、松本JCの未来を考えた夢ある運用に向け議論を深めます。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 早田 和重

「Providing Thr Atmosphere」

 

恒久的世界平和の為に、明るい豊かな社会を築く為に青年会議所は存在します。その為に一般社団法人松本青年会議所は今年度、このまちに大きな「衝撃」や「影響」、深い「気づき」を与えていきます。衝撃、影響、気づきを与える為に私の担当する郷土の魅力創出委員会と広報国際アイデンティティー委員会は下記の方針の下、意識変革運動が行われやすい雰囲気(Atmosphere)を作っていきます。

<郷土の魅力創出委員会>

松本広域圏の歴史的、文化的背景を精査し、地域一丸となって運動することで新たな“郷土ブランド”の可能性を模索し、発信していきます。
初めて訪れる場所で感じる新鮮さや魅力があります。外から見れば新鮮で魅力的なものもそこの住人には日常です。当たり前になっている宝と宝、昔からある宝と今ある宝、今ある宝とこれからの宝。そのように様々な宝を組み合わせ新たな郷土の魅力を創出することに加え、その創出された魅力を大局的な視野に立ち発信することで、弱みでさえ強みに変えられるビジネスモデルの発信を致します。

<広報国際アイデンティティー委員会>

25年に渡る台南女國際青年商會との絆を基に松本が世界と幅広い交流を持つことで自身の、松本の魅力に気付き、相互が自己再認識することによって文化交流、経済交流に繋げていきます。
海外にいると日本との様々な違いに気付き、そして、日本の良さを再認識出来ます。そのような日本人としての誇りを胸に、未来に向けて新たなステージへ進みたいと思います。交流をより発展させ、文化的、経済的な交流を進展させることにより、互いの関係をより強固なものに昇華致します。
そして、我々が行う運動をより多くの皆様に周知する為に効率的、且つ効果的に様々な手法を用いて活発な広報活動を行います。
強力な広報活動は組織のブランディングに繋がり、我々の運動を力強く推進させます。

結びに、自分のことは自分が一番信じなければならないと思います。限界なんてものは自分が思うよりずっと向こうにあり、自分の中にある無限大の可能性に気付かなければならないと思います。時々、隣の芝が青く見えるけれど、自分のことなのに他人と比べたら何の為に頑張っているのかを見失ってしまいます。自分で見付けた目標に対し自分を誤魔化すことなく一生懸命に向き合うことは、例え結果が残せなかったとしてもその努力はずっと寄り添ってこれからの自分を助けてくれます。時に頑張っていた自分は未来の自分を苦しめることになるけれど、頑張れた自分ならきっと乗り越えられます。自己の成長は必ず周囲を幸せにします。自分の可能性が広がったら、周囲の可能性も広がります。そして、お陰さま、お互いさまの声が響き渡れば世界は平和になるはずです。


副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 浅田 孝

「人間愛・家族愛・郷土愛」

 

私たちは人生の値打ちをどのように測るだろうか。
富か、権力か、名声によってか。
時が私たちの全ての行動を記録したところで、これらは色あせる。
子どもたちは、私たちがどんな人であったかを、どうやって思い出すだろうか。
トロフィーや表彰状を思い出すだろうか。
否。子どもたちは、私たちがどのように笑い、どのように泣き、どのように愛したかを、思い出す。
私たちは、何を宝とし、何を愛でるか。
その答えを今一度見つめ直し、磨き、輝かせる必要があるのではないか。

<郷土愛育み委員会>
親が子どもに残せる最大の財産、それは教育ではないでしょうか。
私たちの親や祖父母の時代と現代を比べると、少子化、核家族化や価値観の多様化、教育における情報格差、女性の社会進出などに伴い、子育てや親と子どもを取り巻く状況は大きく変化しています。
近年は、不登校や非行といった子どもをめぐる問題が深刻化する一方で、学校に対して理不尽な要求をする「モンスター・ペアレント」が話題になるなど、家庭の教育力の低下が指摘され、親と子の在り方という問題がクローズアップされてきています。
そういった中で、「親のすべきことは何か」「親は子どもとどう関わっていけばいいのか」ということを今一度見つめ直し、伝えていく必要があるのではないでしょうか。
私たちJCは教育問題のプロではありません。しかし、家庭という名の教育現場を担う教育者であります。家庭とは、社会の一部であり社会活動の最小単位です。私たちはその責任を自覚し、今そこにある課題を検証し、積極的に教育に関わることにより、深い「気づき」を伝播します。

<人間力育成特別会議>

JCの本質を理解しJAYCEEとして生きる人間を育成します。
まちづくりの「運動家」として、崇高な理念と優れた先見の明、英知と勇気と情熱に満ちた気概と行動力で、社会や行政が考える先までも見据え、時には物申せる資質を身に付ける必要があります。
かの有名な書籍「7つの習慣」に、インサイド・アウトの原則についての記述があります。

インサイド・アウトとは、

私たちは自分の内側(思考)を変えなければ、 行動を変えることができませんし、 外側に対する影響力を持つこともできないのです。常に、内から外へと変化しましょう。内なる世界を変化させ、外側の世界へ影響力を発揮することが、私たちが世界を変える方法だと考えます。
我々松本JCが、郷土から尊敬され憧れられる人間となるために、まずはJCの本質を理解しJAYCEEとしての在り方を学びます。そしてそこからの運動によって郷土に大きな「衝撃」と「影響」を与えていきます。

<結びに>

今から約140年前、明治維新が終焉、近代日本がはじまりました。その70年後に、太平洋戦争終戦となり、平和憲法のもとに現代日本が形づくられてきました。そして、その70年後、すなわち2015年には、政治体制の大きな変更を伴うほどの大変革が起こったといっても過言ではありません。歴史は70年のサイクルで巡っていると考えると、いつ変化が起こり、どんな行動をとればいいのかがわかるかもしれません。
新しい時代の幕開け――――。
そんな時代だからこそ我々の存在意義を認識し、時代の先駆者となるべく行動すべきではないだろうか。


専務理事方針

一般社団法人 松本青年会議所
専務理事 伊藤 総一郎

「志を同じうする者 相集い 力を合わせ」

多くの偉大な先輩方によって、脈々と引き継がれてきた一般社団法人松本青年会議所(松本JC)は新たな57年目の歩みを進めてまいります。その一年間の歩みがメンバー一人ひとりに有意義なものになるよう、この仲間と共に運動して良かったと思えるよう、専務理事としての職務をこの一年間全うすることを、まずここにお約束いたします。

入会時にご指導を頂いた委員長の「できるだけ多くの事業に参加してみてください」という言葉を胸に刻み、この3年間可能な限りの事業に参加をしてまいりました。その中で強く感じた事があります。それは私たち松本JCが、様々なバックグラウンドや想い、豊かな個性を持ったメンバーが集う、類まれなる組織であるということでした。そのメンバーが同じ志を持ち、力を合わせたのならば、きっと大きな衝撃と影響、そして深い気付きをこの郷土に残せるのではないでしょうか。
専務理事の職務は多岐にわたりますが、松本JCの統括役であることを常に自覚し、一体感を率先して創出してまいります。またメンバー全員がJCの本質に向き合い、JCの可能性を信じて、この一年間運動できるよう力を尽くしていく所存です。
一緒に運動ができる仲間がいることに感謝し、地域から尊敬される組織となるべく、皆で共に歩んでいきましょう。

この一年間専務理事として、主に下記職務を全うしてまいります。

  1. 理事長の補佐
  2. 三役会、理事会の円滑な運営
  3. メンバーへの情報提供、松本JCの一体感の創出
  4. 外部との渉外、窓口業務
  5. 活発な委員会運営のサポート

(最後に...)
専務理事はいずれの委員会にも在籍を致しません。運動を進める中で、悩んだ時、行き詰った時には誰でもいつでもお気軽にお声掛けください。


事務局長方針

一般社団法人 松本青年会議所
事務局長 小林 篤史

「見風使舵~想いを形に~」

我々、一般社団法人松本青年会議所(松本JC)は56年の重みある歴史を背負って日々「明るい豊かな社会の実現」のために運動しております。57年目の新たな1年のスタートをしっかり切る為に、常に考え、日々成長し準備をしていきます。
さらに57年目の活動において大きなインパクトを与えられるよう、松本JCメンバーには今まで以上に事業へ携わっていけるように対内への情報発信の準備も積極的におこないます。
2016年度、松本JCがさらに魅力ある運動を円滑に行えるように、私が事務局長として力を入れることは「現況掌握」と「積極的情報交換」の2点です。

「現況掌握」

JCは慣例や組織上のルールが複雑で、入会当初から疑問が沢山ありました。しかし、多くの事業に参加することや、多くのメンバーやシニアの先輩と交流していくと答えが自ら導き出せるようになっていく事も知りました。そんな経験を今度は事務局長として、メンバーの状況を把握しJC運動に携わる時間を長く取れるような情報配信や情報共有を心掛けます。特に各種大会、事業への動員は、参加する意義をしっかり伝達し、より多くのメンバーが共感を得た上で行動できるような雰囲気を作って参ります。

「積極的情報交換」

私はこの1年事務局長として「メンバーとメンバーを繋ぐ架け橋」になりたいという想いがあります。委員会に所属しない分、多くのメンバーと積極的に関わりを持ち、私自身がそうであったように素朴な疑問を誰でも相談してくれるような窓口になりたいと考えます。

円滑な会務運営はもちろん、これからも自身の出会いを大切にすると共に、いただいた役職の名に恥じないよう、しっかり自己研鑚に励み1年間を邁進していくことをお約束して、事務局長方針とさせていただきます。