今年もすでに８月に入り、理事長としての任期も半年を切りました。
上半期は、様々なことがありましたが、松本青年会議所としては「知域王」というカードゲームの作成に全力を注ぎました。市内の小中学生と一緒に松本城やその城下町に関する歴史、みどころや豆知識などを調査し、カードにまとめ、楽しく遊べるゲームを作成しました。完成は、９月を予定しており私自身も完成を楽しみにしております。

また、松本城関係では８月３０日にタレントの田村淳さんらをお招きして、松本城に関するトークイベントを実施する予定でいます。当会議所の歴史の中でも久しぶりの大物タレントを呼んでの事業となり、私も今から緊張をしております。

さて、下半期にも様々な運動を展開していく予定ですが、本年度、力を入れていきたいテーマとして「多文化共生」がございます。すでに、６月の例会で市内に住む外国籍の方をお招きし交流を実施しましたが、下半期では、この交流をさらに広げ、市民を巻き込めるような運動を展開できるようにしたいと考えております。

大変残念なことですが、我が国においては、日本国憲法で「法の下の平等」が掲げられているにもかかわらず、戦後８０年近く経とうとしている現在も、特定の外国人に対する偏見や差別が根強く残っていることは否定できない現状です。そして、さらに残念なことですが、私個人が、この偏見や差別の是正の声をあげたところで偏見や差別の解消を実現する力は到底ありません。しかしながら、私たち青年会議所が声をあげることで、近い将来、真の多文化共生が実現することができると信じております。
下半期も全力でこのまちのための運動を展開して参りますので応援よろしくお願いいたします。