千年の都に想いをはせて

新しい年を迎え、松本青年会議所も新理事長の掲げる「勇往邁進」の旗印のもと2023年の歩みを始めました。
日本青年会議所も新しい会頭を迎え、「Drive our dreams日本の魅力で世界を席巻しよう」のスローガンを掲げ、青年が未来を語り合いその実現の為に汗をかく一年が始まろうとしている、その決起集会が京都会議です。「世界に冠たる日本を取り戻す」麻生会頭の力強いメッセージ、美しき日本の文化はいまこそ世界に求められているのだと私は信じています。
数年前、2万人のJC会員であふれる京都のまち、やっとの想いでタクシーを拾った私がしらばっくれてタクシーの運転手さんに「何故今日はこんなに混んでいるんですか」と尋ねました。タクシーの運転手さんは「日本中から“ぼんぼん”が集まってお祭りをしている。」とお答えになりました。
世間から私たちはそう見えているのでしょう。
お祭りとは「非日常を華やかに執り行い、八百万の神々に感謝すること。」であるとするならば、私たちが千年の都である京都に集い、日本の文化の趣きやその発展を夢見て議論を交わす京都会議はまさにお祭りなのかもしれません。
全国城下町青年会議所連絡協議会 出向
和田 元樹